いしかわ主婦白書

夫の家事に関するアンケートを実施しました。調査対象は、20代が7%、30代が53%、40代が31%、50代が8%、60代以上が1%。夫が担当している家事はや、大掃除を手伝ってくれるかなどをお聞きしました。フリー回答では、夫の家事についてエピソードを教えてくださいました

あなたは現在お仕事をしていますか?

グラフ

普段、夫がしている家事は?(複数回答可)

夫の家事で一番多いのは「ごみ出し」51%、ついで「お風呂掃除」30%となった。また炊事に関係する家事で「買物」17%、「料理」17%、「食器洗い」25%と、料理を手伝う男性も約2割程度いることが分かった。

夫は1日にどのくらい家事に時間をかける?

「15分以内」が48%と圧倒的に多く、比較的簡単な家事「ごみ出し」、「お風呂掃除」を15分以内に実施していると推測される。

夫に任せた方がうまくいくと思う家事は?(複数回答可)

夫が「している家事」と「うまくいくと思う家事」の比較グラフ

夫がする方がうまくいくと思う家事は「ごみ出し」54%、「お風呂掃除」45%、「トイレ掃除」12%と簡単な掃除に関する家事が多い傾向があった。また夫が実施しているが、うまくいかないと思う家事は炊事に関するもの「食器洗い」「料理」「買物」が多い結果となった。

夫は「大掃除」を手伝いますか?

大掃除を「積極的に手伝う」夫は42%となった。「しぶしぶ手伝う」28%を合わせると約7割の夫は大掃除に参加している。

夫の家事に関してホンネは?

「今のままで十分満足・感謝している」が最多回答で35%であった。夫に対して、家事をしてもらったとき「ありがとう」と伝えることで夫は満足したり、また手伝ってくれたりするという回答が多く、感謝の気持ちを伝えながらうまく夫の家事参加をしてもらうことが秘訣のようだ。
「もっと積極的にしてほしい」と回答した19%は、家事を手伝わない夫に関してとても不満・愚痴があることが分かった。ケンカの原因になることが多かったり、手伝ってもらおうと一から教えるのが面倒、私がやったほうが早いと半ばあきらめているという声も多い。共稼ぎ、育児で時間がない主婦のストレスの一因であることは間違いない。

夫の家事に関してエピソード、ひと言どうぞ!(抜粋)

十分・満足・感謝(40件)

  • たまに気が向いたときに、得意のチャーハンや本格的なカレーを作ってくれて助かります。料理の後片づけが大変ですが…。
  • なんでもマメにこなす旦那なので、「いっそのこと、男女逆なら良かったのにな~。」とお互い言ったことがありました。本気でそう思います。嫁なら良かったのに。でも口うるさいのが欠点。
  • 魚釣りを始めてから魚料理は旦那です!釣ってきた魚は喜んでさばきます!今はブリもOK!
  • 共働き夫婦にとっては仕事と家事と育児のバランスは永遠のテーマですよね。私は専業の時期もあったので、してくれて当然ではなく、してもらったら感謝を十分に伝えます。例え上手ではなくても!
  • 私の父は一切家事をしない人だったので、結婚して夫が積極的に家事を手伝ってくれる姿に感動。一番うれしかったのは、私の作った大学芋を夫が美味しいと食べてくれ、「俺にも作り方教えて!」と言ったので、教えてあげたら、以来毎回「大学芋は任せろ!」と作ってくれることです。
  • 大掃除に張り切る夫、ついには自分で壁塗り替えまでしてしまいました。なかなか上手でした。明るく美しい部屋に変身!
  • 晩御飯のあとは必ず食器を洗ってくれます。洗う時にガスの元栓を私が何度か閉め忘れていたら、「ガスの元栓閉め忘れ注意!!」という張り紙を張られました。私よりしっかり主夫しています。
  • 夫ががんばってくれるので、最近は私が手抜きです。
  • 夫は一人暮らしをしていたせいか料理はうまいし、姪の子守りをしていたと言うだけあって子供のオムツ替えや泣き止ませるのも私より上手い。仕事から帰るのが遅いのでなければ丸投げしたいくらいです。

不満・グチ(18件)

  • あれやったよ、これやっといたよと報告してくれます。やってくれたことは感謝しているのに、毎回毎回、報告してこなくても、と思うことがあります。主婦は何したって当たり前なのに、毎回ありがとうなんて言ってもらえないです。仕事にはおつかれさま、家事の手伝いはありがとう、言ってもらえる夫はなんだか得です。
  • 結婚する前は「一人暮らしをしていたからひと通りできる。」と豪語していた割に何もできない!
  • 週末たまに、料理を作ってくれるが、キッチンまわりの器具や冷蔵庫の中身に関して文句を言うのをやめて欲しい。それから、作るだけで洗ってくれない。
  • 全く家事をしない夫は、未だに醤油の場所さえ覚えようとしません。「私が先に死んだらどうするの?」と言うと、「1日先に死ぬ。」と言います。育児をしているみたいです。

もっと積極的にしてほしい(16件)

  • つわりがひどいときや風邪で寝込んでいるとき、私は食事の用意ができないのに何も手伝ってくれない。いつもはしなくてもいいけど、そんなときくらいは料理を作って欲しい。お米の研ぎ方も知らないからたぶん何も作れないんだと思うけれど…。
  • 何をやらせてもいい加減。あまりにヒドイとき、「もういいわ!」と言うと、「二度とやらない。」と。お風呂掃除と2階の掃除だけは、片目つぶってやってもらっています。頼めば嫌々ながらも手伝ってくれるけど、言わなければカーペットを敷くのに私が1人で悪戦苦闘していても知らん顔している人。力仕事や女性には困難なことくらい、積極的にできんもんかね?と思ってしまう。
  • 結婚当初、共働き時代に夫のほうが帰宅は早かったので、家事全般をお願いしていました。やればできることは知っていますが、私が専業主婦になってからは気が向いた時しかやってくれなくなりました。
  • 料理をもっとできるようになってほしい。私がいないとき、昼食を自分で作るたび、鍋が真っ黒になっています。火加減を気にしていない模様。私が、体調を崩したとき、食事に関して完全に任せられるようになってほしいです。

余計手間がかかる(11件)

  • カレーを作ってくれたが、ザルの使い方、まな板などは使ってほしくない使い方をされた。また、後片付けが大変。台所にはメインとなる妻のルールがあることを知って欲しいが、ルールを言い過ぎるとやりたくなくなると思い、我慢している…。
  • もんじゃ焼きを作ると言い出したが買い物は私。材料はもちろん、もんじゃ用のヘラまで買いに行かされ、下ごしらえと後片付けもやらされた。
  • 帰りが遅くなるので料理をお願いしたところ、「野菜を切る大きさ」「炒める順番」など一つの作業が終わるたび次の作業について電話がかかってきた。

もっと上手にしてほしい(8件)

  • お風呂掃除を私が気付かないところまで隅々きれいにしてくれるが、泡がないと洗った気にならないみたいで、主人がお風呂掃除をすると、一気に洗剤が減る…。
  • 一般の旦那さんに比べてすごく家事をしてくれると思うので感謝は日々していますが、やっぱり主婦から見るとちょっと及第点だなあということが多々あります。私も最初はそうだったから、旦那さんも経験を積んで上達すると信じてあまり細かく注意はせずに手伝ってくれたことに感謝して、足りない部分は自分でフォローしています。
  • 私が風邪で寝込んだとき、洗濯をしてくれました。その干し方を見て、ビックリ。一度もしてくれたことないのに、干してある並び方は私と同じだったのです。でも、タオルもシャツもしわしわ。
  • 年に数回のお風呂掃除、ぴっかぴかに磨き上げてくれるのはうれしいですが、お風呂用洗剤、漂白洗剤、1度に各2~3本は使いすぎです。たまの食器洗いも1度に洗剤をボトル3分の1とか勘弁してください。