年賀状に関するアンケートを実施しました。調査対象は、20代が10%、30代が51%、40代が29%、50代が8%、60代以上が2%。年賀状を送る枚数やもらってうれしいものなどをお聞きしました。フリー回答では、今までにもらってびっくりしたもの、うれしかったものなど年賀状にまつわるエピソードを教えてくださいました
- 実施期間:2013年11月13日~12月4日
- 有効回答:120名
- 対象者 :ウーマンスタイル会員
来年の年賀状は何枚送る予定ですか?
年賀状を送る枚数は「50~100枚」が最も多く45%、ついで「100~200枚」が22%、「10~50枚」が18%となった。
送る相手は誰ですか?(複数回答可)
年賀状を送る相手は「友人・知人」93%、「親族・家族」90%と主にプライベートなやり取りが多いことが推測される。仕事関係は57%となった。
年賀状を送る理由は?(複数回答可)
年賀状を出す理由は「近況報告をするため」69%、「会う機会がないから」62%と普段あまり合わない人に対して近況報告を兼ねて出すことが多いと思われます。また「慣習だから」60%、「マナーとして」49%と多くの人が慣習を大事にしていることが分かります。送らないという人は5%に留まった。
年賀状を送らない方に質問です。送らない理由は?(複数回答可)
年賀状を送らない理由は「作業が面倒」33%、「メールやSNSで十分」が33%となった。メールやSNSを使っている人は多いが、年賀状を送らない人はまだまだ少数派と言える。
どんな年賀状をもらったらうれしいですか?(複数回答可)
手書きメッセージは人気が高く、「手書きメッセージが丁寧な年賀状はとてもうれしい。」「達筆な文字で書いてあると、何だか身が引きしまるような気がします。」などパソコンで作成する年賀状の中にも一言添える人が多い。
実際に自分が送る年賀状はどんなものですか?(複数回答可)
子どもや家族の写真入り年賀状は「もらってうれしい」「自分が送る」の両方に入っている。子育て世代の年賀状では子供や家族の写真入りが主流になっています。
「もらってうれしい年賀状」と「実際に送る年賀状」の比較グラフ
本人の写真入り年賀状は「もらってうれしい」53%に対して、「実際に送る」は17%に留まっている。自分の写真入り年賀状を送るのはいざ送ろうと思うと恥ずかしいと感じるのかもしれません。
年賀状の作成方法は?
30~40代の女性は、74%がパソコンで作成しており、「業者に注文する」は12%に留まりました。
年賀状について一番近いあなたの気持ちは?
「正直、出すのは面倒」が52%と最も多く、パソコンで年賀状を作ったり、手書きメッセージを添えたりする作業も面倒だと感じているようです。本音は面倒だと感じつつも、慣習やマナーとして年賀状を出していることが推測されます。
もらってびっくりしたもの、うれしかったもの、思い出など、年賀状にまつわるエピソードを教えてください。(抜粋)
うれしい楽しみ(60件)
- 以前の教え子から、近況報告がびっしり書かれた年賀状をもらったときは、うれしかったです。
- 震災から「あけましておめでとう」という文字は書けなくなりましたが、近況報告の手段の一つとして送ります。宮城県から離れてしまった友達からの年賀状は特にうれしいです。
- 普段なかなか会えない友人から、年賀状で結婚や出産の報告をもらったり、お世話になった先生から近況がひと言書かれた年賀状が届いたりすると、うれしいです。
- 干支に合わせた着ぐるみを着た写真、東京ディズニーランドの旅行の写真など、写真付きの年賀状がうれしいですね。
- 毎年子供の写真入りの年賀状をいただくと、あぁこんなに大きくなったんだ~とほっこりした気持ちになれます。が、処分に困るっていうのも本心です(笑)
- 友人の年賀状で、雑誌の表紙風になっていたものがユーモアとセンスを感じてとても素敵でした!
- 関西の友人家族から届く年賀状は、毎年時事ネタとからませておもしろい。作るのは面倒くさいけれど、お正月もらった年賀状を見るのはやっぱり楽しいです。
- 今年は、くまモンに年賀状を出しました。くまモンから返事が届いたので、うれしかったです。
驚いた(21件)
- 友人からの結婚報告の年賀状で、お相手がびっくり!私の知り合いの方。意外なお相手に思わずメールでおめでとうメッセージを送りました。海外赴任と、喪中が重なり年賀状を出せなかったためとってもうれしいびっくり報告でした。
- 引越ししたので、転居報告を兼ねて投函したら、同じマンションに友達も引越してきていた。年賀状をもらうまで知らなかった。
印象に残る(10件)
- 海外に住んでいた時、日本から友人が送ってくれた年賀状。舞妓さんやお寿司など、日本文化?!が感じられるものでした。軽くホームシックに(笑)
- 達筆な文字で書いてあると、何だか身が引きしまるような気がします。
ショック(3件)
- 久しく会っていない遠くの友達がガンで入院とかいてあり驚いたことがあった。それを機にて近況を報告するようになった。
- 小学校の頃の先生にも未だに出しているが、家族の連名で出しているので、何年か前に主人宛に、多分先生の息子さんから「母は亡くなりました」というハガキが届き、主人は勿論誰からの年賀状か解らなかったし、私も理解するまでに時間がかかったと共にショックだった。そろそろそういう事も増えてくるんだな、と。
うれしくない(3件)
- 本人の写真はいいが、子供だけの写真つきの年賀状が届くとわずらわしい。自分から送るものはお正月らしい写真がないものを送る。
その他(13件)
- 30年以上前の年賀状を今も保管しています。
- ある年に友人3人から「家族が増えました」の年賀状を同時に受けとり、我が家ももう一人子供を作るきっかけになりました。
- 学生の頃は、男の子から来たものを親に見られたくなくて、一番に年賀状を回収していましたが、現在は息子が同じことをしています(苦笑)
- 今の主人と付き合っていた当時、お正月帰省する主人の実家に「きっとお母さんに見られるんだろうなぁ~」とドキドキしながら送りました(笑)
- 前に勤めていた会社で、社長に年賀状を出したものの、出したあとに不幸があったことがわかり郵便局まで慌てて回収に行ったことがある。回収のためバス賃はかかるわ、帰宅が遅くなって旦那に怒られるわ、回収するのに費用がかかるわで大変だった。
- 独身のときは家族写真の人の気持ちがいまいち分からなかったが、今は友達の子が何歳なのかなど知りたいし、自分の子のことも知らせたいという気持ちになった!
- 毎年出す枚数が多いという方ほど内容が凝っていたり、ちゃんとひと言メッセージが添えられていたり。携帯やインターネットという時代だからこそ、この辺り見習って私も心がけなきゃ!と思いつつ、いつもギリギリに作成&手抜きになりがちなです。反省(苦笑)