ご家庭の家計管理や家計簿の記入に関するアンケートを実施しました。調査対象は、20代が12%、30代が57%、40代が25%、50代が6%。各家庭の1ヶ月の食費や教育費にかける金額、お小遣いの額などが分かります。フリー回答では、家計簿をつけていて良かったことを答えてくださっています。
- 実施期間:2013年1月10日~2月13日
- 有効回答:83名
- 対象者 :ウーマンスタイル会員
1ヶ月の食費は?(外食などを含む)
8割の方が食費を5万円以下に抑える努力をしていることが分かりました。中でも27%は3万円以下と堅実に節約している様子がうかがえます。今回の調査対象者はの57%が30代ということもあり、お子さまの年齢が小さいことが食費節約に貢献しているようです。
住宅にかかる1ヶ月の費用は?
住宅費は、7万円以下が全体の約3割と最多回答帯になりましたが、1万円以下や10万円以上も約2割程度あり、全体隊的には回答が分散しています。3万円以下の回答者は社宅や転勤族で借り上げ住宅などの対象者が多いと予測されます。住宅ローンを組む場合や家賃負担も、7万~10万程度の負担者が最多回答となりました。
お子さんの人数は?
お子さんが2人いる方が約半数ですが、少子化の中3人以上と回答者が約2割あり、石川県のプレミアムパスポート施策が少子化対策に功を奏しているのでしょうか?
同居のお子さんの学年とその人数は?(複数回答可)
今回は小学生以下のお子さんをお持ちの方の回答が大多数です。
子どもの教育費(塾・習い事・保育園・幼稚園など)にかかる1ヶ月の費用は?
お子さんの教育費は、お子さんが小さい時から結構かかります。最多回答は3万円以下ですが、次に5万円以下が続きます。お子さんが2人以上となると教育費も比例していきます。
お子さんはどんな習い事をしていますか?(複数回答可)
その他の習い事:習字・書道、バドミントン、バレエ、バレーボール、体操・体育教室、通信教材、空手、トランポリン、日本舞踊、家庭教師
ご主人の1ヶ月のお小遣いは?
お子さんの教育費とほぼおなじ3万円という回答が最多ゾーンです。1万円以下との回答も15%ありました。その中でインタービューしたところ、「弁当を作っているので、お小遣いはゼロです!」との回答を複数いただきました!がんばれ!お父さん!!
あなたの1ヶ月の収入は?
約3割は月に10万円以下の収入ですのでパートタイムなど子育てや家庭に負担の無い程度の働き方をしていることが予想されます。
あなたが1ヶ月に自分の自由に使うお小遣いは?
お小遣いは1万円以下というママがなんと42%!主婦の鏡ですね。ただ何をどこまでお小遣いと認識するかは人によってかなり解釈が異なるところです。お小遣いと生活費の垣根が低いのが主婦のフトコロ事情でしょうか。
1ヶ月の家計の支出のうち、何に占める費用が一番多いですか?
住宅費と食費が家計のほぼ8割を占めています。この部分の節約はすれば効果は大きいですが、なかなか削りにくい部分でもあります。残り2割の諸経費の節約に努める主婦の苦労が伝わってくる?!
家計簿をつけていますか?
つけていない派が約7割と圧勝です。ご主人のお小遣いのときは、かなりシビアな回答がありましたが、家計は結構どんぶり勘定?
家計簿をつけている方は、つけることによってどんなメリットがありましたか?(抜粋)
支出が分かる
- どのくらい費用がかかっているのかを把握することができることが一番のメリット。先月の費用と比べて少なかったらうれしい。
- お金の流れや将来設計を立てやすい。
楽天ポイントをつけるために、買い物や帰省費などクレジットカードを利用している。毎日家計簿をつける事によって、お金の動きが把握できカードの管理を確実にできている。
無駄遣いが分かる
- 1ヶ月でどこにいくら使っているかが分かり、無駄遣いを減らしたり固定費を見直したりできる。
- 使いすぎなど家計管理ができる。比較もでき客観的にみられる。貯金をするためにも必要。
- 不必要な物を減らすことができる。
過去との比較ができる
- 去年との違いを確認できる。
- 先月との比較ができる。
お返し金額が分かる
- 慶弔交際費をつけると、お返し手配がスムーズ。
- 慶弔・交際費はつけておくと、いつ頃いくら、誰からもらっていることが把握でき、お見舞いやお祝いなどお返しする際の参考価格をすぐに出せる。
その他
- 使途不明金が減った。
家計簿、家計管理にまつわるエピソードがありましたらご記入ください。(抜粋)
家計簿をやめた・続かない
- DSの家計簿ソフトを使っていたが、2年間つけてみて月々の収支や年間通した流れが同じだったので、その後つけなくなった。
- きっちりやりすぎるとストレスになる。
- つけようと思っていつも挫折するが、つけようという気持ちはあるので、レシートがたまってしまう。
- 以前はエクセルで自分の給料明細から家計簿まで管理していた。でも産後忙しくなって、今では何にいくら使っているのか正直よく分からない。家計は夫と別会計なので、彼が何にいくら使っているのか知らない。子供の教育費は保育料(以上児+未満児、延長保育込)が約5万円。小学生は学校集金+学童保育の月謝+公文が2万円強。改めて見るとすごい金額。
- 家計簿は以前つけていたことがあるけれど、ケチケチするのが嫌でつけなくなった。
- 使ったあとのお金を計算するのではなく、使う前に予算を立てることが大事だと思い、今は家計簿をつけていない。
- 若い頃、家計簿をつけていたら段々みじめな気持ちになってきた。せこくなるのが嫌でつけるのをやめた。
無駄遣いが減った、貯蓄できた
- 子どもが産まれてから毎月赤字続きだったが、袋分けでお金を管理し始めたら、自然と無駄遣いが減り黒字になった。
- 家計簿をつけたことによって、貯蓄ができるようになった。
- 結婚当初から家計管理の勉強をしたことで、マイホームや出産のとき費用に余裕をもって臨むことができた。
便利機能紹介
- スマホの家計簿にしてから入力が楽しい。
その他
- ある時期から食費と日用品の買い物をカード払いにするようになった。一応毎月の予算を決めて買い物していたつもりが、予想以上に請求きたときは焦った。でも、ポイントがたまると電子マネーに変えることができるので、つい買い物してしまうことがある。公共料金もほとんどカード払いにしているが、ポイントが貯まるペースが上がって、商品と交換したり、翌月の請求額から引いてもらったりしている。
- ざっくり家計簿でいつも帳尻が合わないが、家計簿をつけることが姑からの結婚時の約束なので・・・。正直大変。
- 雑誌で家計簿を公開している人を見て、反省点がたくさんあることに気付き、今年から缶きりでないと開けられない貯金箱を買った。それに日付表を作って貼り、必ず毎日一定額貯金するようにしている。それを見習って子どもも自分専用の貯金箱を用意して実行している。
- 家計簿をつけることによって節約魂に火がつくが、かえって節約しすぎてあるとき衝動買いしてしまった。