いしかわ主婦白書

ご家庭の家計管理や家計簿の記入に関するアンケートを実施しました。調査対象は、20代が9%、30代が50%、40代が33%、50代が7%、60代が1%。各家庭の1ヶ月の食費や教育費にかける金額、お小遣いの額などが分かります。フリー回答では、家計簿をつけていて良かったことを答えてくださっています。

1ヶ月の食費は?(外食などを含む)

グラフ

グラフ

2013年では食費「30,000円~50,000円」が52%であったのに対し、2014年では38%と大幅に減っている。それに対し「10,000円~30,000円」が27%から32%と増加し、また「50,000円~70,000円」が12%から21%と増加傾向である。

住宅にかかる1ヶ月の費用は?

住宅費に関しては「50,000円~70,000円」が31%から25%と6ポイント減少しており、逆に「30,000円~50,000円」が6%から15%と9ポイント上昇している。

お子さんの人数は?

同居のお子さんの学年とその人数は?(複数回答可)

子どもの教育費(塾・習い事・保育園・幼稚園など)にかかる1ヶ月の費用は?

子どもの教育費に関しては、「10,000円~30,000円」が35%から24%と大幅に下がり、「10,000円以下」が18%とから26%と大きく増えている。

お子さんはどんな習い事をしていますか?(複数回答可)

ご主人の1ヶ月のお小遣いは?

夫の小遣いは最多回答の「10,000円~30,000円」が48%から45%とやや下がったもののほぼ横ばいで推移している。「10,000円以下」は14%から22%と大きく上昇した。夫の小遣いは減少傾向にあると推測できる。

あなたの1ヶ月の収入は?

妻の収入は、2013年では「70,000円以下」が16%だったのに対し、2014年は28%に上昇した。パートタイムなど働くことで収入が増えたと推測される。

あなたが1ヶ月に自分の自由に使うお小遣いは?

妻の小遣いは、大幅な増加はあまり見られないが、「20,000円~30,000円」が13%から19%に増加、「30,000円~50,000円」が11%から12%に微増しており、夫の小遣いに比べ微増傾向にある。

1ヶ月の家計の支出のうち、何に占める費用が一番多いですか?

2013年、2014年とも食費と住宅費が家計の大きな出費である。その他の出費に関しては大きな変動はないが、保険料に関して7%から4%と支出が減っている。インターネットなど格安の保険を利用したりして家計の支出削減をしているなど工夫が想像できる。

家計簿をつけていますか?

家計簿をつけている方に質問です。つけることによってどんなメリットがありましたか?(フリー)

  • 収支が分かる(19件)
  • 無駄遣いが分かる(14件)
  • 節約意識が高まる(3件)
  • その他(6件)

家計簿、家計管理にまつわるエピソードがありましたらご記入ください。(フリー)

  • 家計簿をやめた・続かない(10件)
  • 便利機能紹介(6件)
  • つけ忘れる(4件)
  • 家計管理がうまくできない(3件)
  • 自己満足(2件)
  • 使った分稼ぐ(2件)
  • その他(7件)

今年の目標としたいことはありますか?(複数回答可)

今年実現したいことで大きな変動は「貯金」が2013年29%から2014年41%と12ポイント増加。「車など大きな買い物をする」が12%から20%と8ポイント増加している。
アベノミクス・景気回復の気運は消費マインドを少し明るい方向に影響しているように推測できるが、まだまだ将来への不安や備えとして消費よりも貯蓄を優先する傾向が高い。
また「体を鍛える・スポーツをする」が2013年19%から33%と14ポイント増加しており、ますます健康への関心が高まっていることも推測できる。