こんにちは。ウーマンスタイルの成田です。

3月27日にウーマンスタイルの会員さんで珠洲市で被災したMさんをお招きして、地震について語ろう。座談会を開催しました。

1月中旬にMさんから「この体験をもっと知ってほしい」とご連絡いただいたのがきっかけです。私地震も発災時にMさんのことが気がかりだったので、連絡をいただいた時はとても嬉しかったのです。

Mさんのインスタ↑ @komenoukasuzu

会員さんに呼びかけたところ、8名の方が集まりました。

看護師としてボランティアをされている方、地区の防災担当でお世話の経験がある方、障がいのあるお子さんがいらっしゃる方、身内の方が被災された方など皆さん今回の地震を身近に感じ何か対策をしたいとお考えです。

発災当時の皆さんの状況なども情報交換しながら、Mさんの被災体験や、避難所生活のこと、日頃準備しておくと良いものなど意見交換させていただきました。

Mさんの車に積んである防災グッズも見せていただきました。

(防災グッズの一部です。手が切れない加工がされている軍手やヘルメット、蛍光ベルトなど)

防災グッズは、車にも家にも備えておくことをお勧めされていました。

防災グッズに入れておくと便利なもの

スマホ充電器
ヘルメット
厚手の手袋

携帯トイレ
つめきり
アルミシート(100円ショップでも売っているそう。敷物や防寒になるので便利)
ウェットティッシュ
タオル
個包装の体拭きや汗拭きシート(いい匂いがついているのでリフレッシュできる)
マスク
キシリトールガム(歯磨きができなかったので役立ったそう)
スモークシャットアウト(火災時に煙を吸わないようにかぶる袋)
免許証や保険証のコピー
家族の携帯電話など連絡先
処方箋のコピー(薬を常用している場合)
生理用品
おりものシート(下着が変えられないためあると便利)
防寒具・雨具
衣類(長袖・長ズボン)
カイロ
懐中電灯
予備の電池
缶切りやナイフ
ライター

ストックしておくもの

水(1人3Lの家族人数分を3日分)
カセットコンロ
コンロ用ガス
新聞紙
ゴミ袋
カップラーメンなどの非常食
栄養補助食品
チョコなど
お子さんが好きなお菓子
乳児がいる場合は液体ミルク

心がけること

ご近所付き合いや地域の人との連携・コミュニケーションを日頃から取っておくといざという時に心強かったとおっしゃっていました。

被災された時、避難所生活などでも人に助けられることばかりで、人の温かさやありがたみが身に沁みたそうです。日頃から防災についても地域の人と関心を持って話すことが必要だとおっしゃっていました。

大変ななか、被災体験をお話しいただき本当に貴重な時間となりました。少しでもこの情報が伝わるといいなと思いました。

防災に関する参考サイト

地震に対する備え 東京消防庁のサイト

災害が起きる前にできること 首相官邸サイト

防災ジャパンサイト

NHKニュース(X 旧Twitterアカウント)

教えてドクター 赤ちゃんや子どもと防災