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2月15日にいしかわ女性基金主催の女性祖業支援相談会を開催しました。
(この事業はいしかわ女性基金の委託をうけ、ウーマンスタイルが開催しました)

週末から一転してとても寒い一日。朝から雪がちらついておりますが
たくさんの方にご参加いただき嬉しい限りです。

参加される方の現状はどんなものか・・・が分からなかかったので
想定としては、起業を遠い将来で考えていて、まだはっきり固まっていない方を
創造していましたが、参加者の半数は比較的、起業内容が明確な方でした。

多くの参加者が聞きたい本音は
どうやって人脈を広げるのか?(人脈というよりお客様を・・ということが正しいかも)
どうやって事業拡大していけばいいのか?

そりゃ、私も教えてほしいところです。

自分が経験したことをご回答させていただいたのですが、
少し言葉足りなかったので、ここで改めて整理すると

人脈を広げるためにやったこと
創業当時は、知り合いがいないため(10年間石川県を離れており、帰郷して
1年半の時に創業したためほとんど知り合いがいない)
いろんな活動・セミナーに参加してみました。

その中で居心地のよい場所もあれば、
起業家同士足を引っ張り合うようなところもあり
要は広げた人脈をどのように活かすかは自分次第ということが分かりました。

私は、女性同士のグループよりも男性もいて経営の勉強ができるような
場所が一番自分にとって得るものがあると感じています。
今までの接点をいただいた方々は本当に素晴らしい方に巡り合うことが多く
お仕事に繋がっていった例も多くあります。
出会いにはとても感謝。
私が出会いの中で気を付けているのは、「発信なくして受信なし」
何かを得るためだけでなく、自分の情報や相手に役立つことは
積極的に伝えるようにしています。

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そしてどうやって事業を拡大するのか?
一番難しい問題ですね。

創業時は認知度が低いため、まず私が実践したことは
とにかく実績を作ることと、お取引先の信用を借りること。

こんなお客様とお取引したいと思うお客様になんとか繋がる手段はないかを
常に考えていました。
そうすると、なぜか引き合わせてくれる人が現れたり、相談が舞い込んだり
することがあるのです。

そうやってつながった細い1本の糸を、どんどん太くして縄になるような
お付き合いをするということを目標にしています。

お互いに信頼できるお客様とお付き合いさせていただくこと。
そして、なによりお客様の満足を上げることに集中すること。

その2点に尽きると思います。

事業拡大というとどうしても新たなプロジェクトとか、新たな一手とか
新規顧客をどうやって獲得するかに目が行きますが、
お金がないベンチャー企業にとって広告費をふんだんに使うことができないハンディを
新規獲得よりもリピーター・クチコミを増やすことに全力を費やします。

もちろん拡大は当然ゆっくりなのですが、顧客満足なくして事業拡大は
ありえないと思います。

見えない客を獲得することに躍起になるよりも、
今のお客様から頂いた仕事をどうやったらレベルアップできるのか
改善しスキルアップしていくことの方が確実に身になると実感しています。

その小さい努力を継続できることこそ、プロフェッショナルだと思いました。
大きな事業や急成長を望まない女性の起業にはもっとも大事なことだと思います。