2019年1月からスタートする弊社の新規ビジネス家事代行サービス「おたすけママン」の準備に追われて毎日忙しくさせていただいています。
この事業は2年ほど前から、考えていてどのようにすればいいのかずっと検討を重ねてきました。
ようやく今年に入って、具体的に事業として進めるために準備を開始し来年のスタートを目指しています。
これからは、準備の過程で実施している勉強会や私たちの思い、スタッフの奮闘を書いていきたいと思います。
まずは、この事業を立ち上げるに際し私の思いを書かせていただきます。
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私自身がいつも抱えていた悩みは毎日の食事作りと仕事の両立でした。
働く主婦は、いつも働きながら罪悪感でいっぱいです。
毎日のご飯づくり、家事をどうこなしていけばいいのか、働いてクタクタになりながらも「家族には栄養があって美味しい手作りのご飯を作らなくちゃ」という一心で頑張っています。
いつも仕事をしながら気にかけている夕飯の準備や家事。
男女平等といいながらも、まだまだ女性に多くの負担が掛かっています。
「これさえ、なんとかなれば」
「今、誰かに助けてもらって乗り越えれば仕事を続けられるのに」
これまで、そんな多くのママの声を耳にしてきました。
私もまたそのひとり。子育て真っ最中の30代にフリーランスとしてマーケティング会社で働き始め、仕事と家庭を両立を目指して、悩みながら進んできました。
その経験から「女性がもっと柔軟に働けるサポートをしたい」と、2008年にウーマンスタイルを立ち上げました。女性の声を聞きながらひとつひとつ形にする中で、いくつかの仕組みが大きな柱となりました。
子育てしながらアンケートやモニターなどで社会参加できる「モニター会員」
土日や空いた時間に主婦ならではの視点で活動できる「販促チーム」
忙しい女性たちが、健康的で美味しく時短で調理できる発酵食を学ぶ「発酵食大学」
いまではモニター会員は1300人を超え、発酵食大学の述べ生徒数は1600人を超えています。(2018年8月時点)
どれもがむしゃらでやってきた10年でした。
しかしながら、いつも自分のチカラのなさを感じていたのは、
「女性の継続的で多様な働き方を支援する仕組み」をどうやったら作れるのかということ。
「悩み苦しみながら、仕事と家事の両立に頑張っている女性たちをサポートする」
「家族との時間を大切にしながら働きたい女性が、継続的に着実に収入を得られる」
その2つを叶えるため、ようやくたどり着いたのが「シェアリングエコノミー(インターネットのマッチングサービス)」という仕組みです。土台となるのは、2013年からスタートした発酵食大学の卒業生たち。美味しく健康的な発酵食をマスターした卒業生のチカラを活かして、忙しいママをまずは“栄養豊かな食事面”からサポートしていきます。
働く女性は、ママン(ハウスキーパー)のチカラを借りて仕事を頑張る!
ママンは、働く女性をサポートしながら収入を得て頑張る!
みんなのチカラを結集してみんなが助かるおたすけママンが、これからの世の中の底辺を支える仕事となり、多くの女性、地域、企業に貢献できることを目指していきます。