こんにちは。ウーマンスタイルの成田です。
今日は仕事納めです。みんながいなくなったオフィスで今年一年を静かに振り返っています。
とにかく今年はずっとイライラしていた一年でした。
苦しかった~。真っ暗なトンネルをずっとぶつかりながら歩いているような一年でした。
なぜそんな気持ちだったのか?私の2019年は結局どうだったのか?
新規事業「おたすけママン」をスタート、発酵食大学名古屋校開講
振り返れば今年は2月に新規事業である家事代行マッチングサービス「おたすけママン」をスタートさせました。
2018年はほぼその準備にかかりきりになり、もっともっと辛抱の一年だったと振り返ります。
私はこれまで起業して10年、とにかく役員報酬は後回しにしてとにかく利益率を高め内部留保することに一生懸命に取り組んできました。
そして余力がある今だというタイミングで新規事業に取り掛かることができました。
それは「土俵の真ん中で相撲を取る」という京セラ稲盛さんの盛和塾での学びでもあり、入塾する前からそうするべきだと信じてやってきたことでした。
新規事業がスタートして、すぐに軌道に乗るはずはありません。
認知されるためにPR活動(メディアを活用したり、SNS、チラシ、クチコミなど)のためにめちゃめちゃ時間とお金を使いました。
まだまだ軌道に乗るまではいっていませんが、利用者が増えてきて働く側が足りない状況になりつつあります。
軌道にのせるために自らもチラシのポスティングや、ママンとして現場で働くということもやってきました。
来年はジャンプまで行かなくても、ステップは軽やかに踏みたい!いや絶対に踏む!と自分にカツを入れて臨みたいと思っています。
この事業を始めてみて、改めて本当に困っている方が多いんだなと気づかされます。
私たちの取組みが少しでも働く人と企業にとって助けになるんだと信じて来年も頑張っていきたいです。
また発酵食大学名古屋校は、開講に日東醸造の蜷川社長に多大なるお力をお借りし開講に結びつきました。
愛知県の早々たる老舗の醸造メーカーさんが本当に心を尽くしてくださり、心から良い企業さんに繋がることができた喜びをかみしめていました。
無謀かとも思われた名古屋校ですが、毎回行くたびに愛知の食文化にふれ、歴史にふれ面白くてめちゃめちゃ愛知県ってすごい!とこれまで知り得なかった魅力を感じています。
スタッフの井田さんとほぼ二人で開拓し、毎回二人で運営してきたことも本当に心強くスタッフの成長に感激しました。
スタッフの成長
創業時からのスタッフの目を見張るスキルアップも目の当たりにしました。
もともとエクセルなどのオフィス系ソフトの達人だった一神さんは、Macのかっちょいいデスクトップを手にするとみるみるデザイナーの才能を開花させ、おたすけママンのイラストはもちろん、印刷物、ウェブなど職域を大きく広げる飛躍を遂げてくれました!
本当にすごすぎる!!!
またスタッフの山本さんは念願の出産を経験しママに。育休中もおたすけママンのチラシを素敵なお店に配布してくれるなど恐ろしい営業力と行動力でますます母は強し!となって来年カンバックしてくれます。
当初は時短勤務になりますが、働くママが仕事を楽しみ、人生を豊かにし幸せを実感してくれると信じています。
きっと彼女ならできる!応援してます。
山本さんの不在の中、弊社にこれまで何度も「入社したい」とアプローチしてくれた通さんがようやく入社してくれました。
山本さんも通さんも求人していないのに「働かせてほしい!」と自らうちの会社の門をたたいた二人。
凄すぎます。
2人ともお子さんが小さくまさにワーママとして目まぐるしい日々を送っていると思いますが、忙しさの中にも「仕事を楽しむ気持ち」を忘れずにチャレンジして欲しいです。
私も、そんな社員たちの居場所をしっかり作れるよう、経営者としても先輩としても、仲間としても精進し自分を高める努力をしていかねば!と身が引き締まる思い。
いつも太陽のような笑顔で会社を明るくしてくれる道場さんも、原稿を書くという新たなチャレンジで才能が開花しました。とにかく道場さんのブログやママンのコンテンツは、共感ポイントが多く面白い!
一旦自分が体験してから原稿を作成する彼女の文章は説得力と等身大の彼女らしさが表現されていて素敵です。
こんないろいろな出来事を振り返り、改めて辛かったことばかりじゃなくむしろ素敵なことばかりに感謝。
ウーマンスタイルはこのままでよいのかと数年前から悩みながらもがきながら、勉強しなおすために大学院に行こうかなどとぐらぐらしていましたが、私の学びは日々の実務の中にあると改めて腹をくくり直しました。
つべこべ考えるまえに、頭でっかちで考えてばかりいるまえに、目の前の仕事に一心不乱に精一杯集中していこうと思っています。
この1年大変おせわになった会員の皆様や、企業の皆様に感謝を新たにして幸せをかみしめて仕事納めといたします。私たちに関わってくださった皆様、ありがとうございました!